○高千穂町自然休養村管理センターの設置及び管理に関する条例

平成18年7月1日

条例第24号

(趣旨)

第1条 この条例は、高千穂町自然休養村管理センター(以下「管理センター」という。)の設置及び管理に関し必要な事項を定めるものとする。

(名称及び位置)

第2条 管理センターの名称及び位置は、次のとおりとする。

名称

位置

高千穂町自然休養村管理センター

高千穂町大字三田井1498番地

(管理センターの事業)

第3条 管理センターは、観光農林漁業の振興を図るとともに町民に自然環境の中で憩いと安らぎ、学習と交流の場を設けることを目的とし、おおむね次に掲げる事業を行う。

(1) 町民の健康と福祉を増進する事業に施設を利用させること。

(2) 観光農林漁業の振興のための研修、会合等に施設を利用させること。

(3) 農村の伝統文化の保存と育成のために施設を利用させること。

(4) その他、設置の目的を達成するために必要な事業に施設を利用させること。

(管理の代行)

第4条 町長は、地方自治法(昭和22年法律第67号)第244条の2第3項の規定により、管理センターに関する次の各号に掲げる業務を指定管理者に行わせることができる。

(1) 管理センターの施設及び設備の維持及び管理に関する業務

(2) 使用の許可等に関する業務

(3) 利用料金の収受に関する業務

(4) 上記業務に付随する業務

2 前項の規定により指定管理者に管理を行わせる場合にあっては、次条から第8条の規定中「町長」とあるのは「指定管理者」としてこれらの規定を適用する。

(開館時間及び休館日)

第5条 管理センターの開館時間は原則として午前9時から午後10時までとする。

2 管理センターの休館日は、次のとおりとする。

(1) 1月1日から1月3日まで

(2) 12月28日から12月31日まで

3 町長は、前2項の規定に関して必要があると認めたときは開館時間及び休館日を変更することができる。

(使用許可等)

第6条 管理センターを使用しようとするものは、あらかじめ町長の許可を受けなければならない。

2 町長は次の各号のいずれかに該当する場合は使用を許可しない。

(1) 公の秩序を乱し、又は善良の風俗を害するおそれのあると認められるとき。

(2) 管理センターの施設及び設備に損害を与えるおそれがあると認められるとき。

(3) 集団的又は常習的に暴力的不法行為を行うおそれのある組織の利益になると認められるとき。

(4) その他、管理センターの管理運営に支障があると認められるとき。

(許可の取消し)

第7条 管理センターの使用許可を受けた者が次の各号のいずれかに該当すると認める場合、町長はその許可を取消し、又はその利用を制限し、若しくは中止させることができる。

(1) 利用の許可の条件に違反したとき。

(2) この条例その他これに基づく規則又は指示に違反したとき。

(3) 前条第2項の規定に該当することになったとき。

(4) その他町長が必要であると認めたとき。

(使用の取消し又は変更の届出)

第8条 使用者は、使用許可を受けた後、その期日に使用しないことが確定したとき、又は許可事項を変更しようとするときは速やかに町長にその旨を届け出なければならない。

(目的外使用等の禁止)

第9条 使用者は、許可を受けた目的以外に使用し、その全部若しくは一部を転貸し、又はその権利を譲渡してはならない。

(使用料及び利用料)

第10条 管理センターの使用については、地方自治法第225条の規定に基づき別表のとおり管理センターの使用料を徴収する。

2 第4条の規定により指定管理者に管理を行わせる場合、地方自治法第244条の2第8項の規定に基づき別表に掲げる額の範囲内において指定管理者があらかじめ町長の承認を得て利用料を定めるものとし、管理センターの利用料は、指定管理者の収入とする。

(使用料及び利用料の減免)

第11条 町長は、公益上その他必要があると認めるときは、使用料を減額し、又は免除することができる。

2 指定管理者は、規則に定める場合その他特に必要があると認める場合は、利用料金を減額し、又は免除することができる。

(使用料及び利用料の還付)

第12条 既納の使用料及び利用料については次の場合に限り還付することができる。

(1) 使用申込者の責に帰さない理由で使用できなかった場合

(2) 使用申込者が、第8条の規定に基づく使用の取消し又は変更の届出を行った場合

(原状回復の義務)

第13条 使用者は、その使用が終了したとき、又は、使用を中止されたときは直ちに原状に回復しなければならない。

(損害賠償)

第14条 管理センターの施設設備、備品等をき損し、又は滅失した者は原則としてこれを賠償しなければならない。

(事務委任)

第15条 地方自治法第180条の2の規定により、本条例中町長の権限に属する事務の一部を高千穂町教育委員会に委任することができる。

(委任)

第16条 この条例の施行に関し、必要な事項は町長が別に定める。

(施行期日)

1 この条例は、公布の日から施行する。

(高千穂町自然休養村管理センター使用料徴収条例の廃止)

2 高千穂町自然休養村管理センター使用料徴収条例(昭和57年条例第18号)は廃止する。

(経過措置)

3 この条例の施行の際、現に高千穂町自然休養村管理センター使用料徴収条例(昭和57年条例第18号)の規定によりなされた処分、手続きその他の行為は、それぞれこの条例の相当規定によりなされたものとみなす。

4 施行日以前の使用に係る使用料については、なお従前の例による。

(令和2年条例第26号)

この条例は、令和3年4月1日から施行する。

別表(第10条関係)

高千穂町自然休養村管理センター使用時間及び使用料

室名

使用区分(1時間当たり単価:円)

9:00~12:00

12:00~17:00

17:00~22:00

冷暖房・特殊照明等

第1・2研修室

2,250

2,900

3,500

880

研修室(和室)

380

500

600

150

小会議室(和室)

270

350

450

110

小会議室(洋室)

380

500

600

150

ロビー

150

150

250

100

給湯室

200

200

300

100

ステージ

200

200

300

150

全館

3,830

4,800

6,000

1,750

備考

1 営利を目的とするもの及び飲食を伴う行事については原則として許可しない。ただし、特に町長において許可したものについては規定料金に次の料金を加算徴収する。

(1) 飲食を伴う行事は、規定料金に3割加算

(2) 販売又は宣伝を兼ねた展示会及び入場料を徴収するものは規定料金に5割加算

2 第1・2研修室の半分のみ使用の場合、使用料は上記表の半額とする。ただし、冷暖房等は除く。

3 照明・冷暖房以外の電力を使用する場合、実費相当額を請求する。

4 駐車場のみを占用し催事等を開催する場合、駐車場総面積に占める割合で次のとおり占用料を徴収する。

(1) 全面占用 2,000円(1時間)

(2) 1/2以上 1,000円(1時間)

(3) 1/2未満 500円(1時間)

高千穂町自然休養村管理センターの設置及び管理に関する条例

平成18年7月1日 条例第24号

(令和3年4月1日施行)