【新型コロナ臨時交付金】生活必需品支援事業(高校生向けの商品券配布事業)の検証結果について

■生活必需品支援事業について

新型コロナウイルス感染症の感染拡大による学校の休業により、長く家庭内待機となった高等学校生等のいる家庭に対して、商品券を交付することで、生活費の支援を行うとともに、商工会発行の商品券を交付することにより、町内での消費喚起を行うことを目的として行いました。

(対象者)

平成14年4月2日から平成17年4月1日までに生まれた者で、令和2年6月1日現在、町内に住所を有する高等学校生相当な者又はその保護者を対象とし、対象者1人1万円分の高千穂町商工会発行の商品券を1回交付しました。

(交付日)

高千穂高校生 252名 令和2年6月29日

高千穂高校生以外 107名 令和2年7月13日~8月12日

■アンケート調査

本事業の効果検証を行うため、高千穂高校生252名を対象にアンケート調査を実施し、232名から回答を得ました。(アンケート期間:令和2年9月20日~10月10日)

↓アンケートの内容は以下のとおりです。

↓アンケート調査は以下のとおりです。

問4.の自由意見は以下のとおりです。

・まだ使ってません。いざという時に使う予定です。
・スーパーで使えるとうれしい。
・とてもありがたかった。
・未使用
・使ってない
・明屋書店で使えるとよかった
・食費がかさむので、ありがたかったです。いいお肉とか買いました。
・現金にしてほしい
・学生が使えるお店、欲しいものが商品券で購入できない場合があって欲しいものに関しては本人は使わずにおわる様だった。又、期間も定められていて短い感じがするらしい。町内で使うにはちょっと難しいと感じた。使う時に少し抵抗感も感じる。高千穂町から別に1人5000円の商品券も頂いたので、期間内に使ってしまうために、少々あせりも感じる。頂いたのはありがたい気持ちですが使いやすいのは、現金だと思いました。
・高校生向けとか高校3年生向けとかの支援は、意図がよくわかりません。コロナの影響でみんな何かしら困ってます。高校生がいたお宅はラッキーだったでしょうね。みんなが喜べるようにした方がいい。
・商品券が使えないお店がありました。
・高校生がいる家庭にとっては助かりましたが「高校生向け」とあったので、使った店で「高校生に出た券だよ」と言われ少し嫌な気持ちになりました。「高校生のいる家庭の生活支援」としての名前で配布してもらった方が他の人も分かりやすかったのかもしれません。でも商品券は助かりました。ありがとうございました。
・町内のお店を知るきっかけになってよかった。
・町内のお店を支援する目的で、頂いた商品券を使う意義をしっかり考えさせたい。
・商品券だと使える店が限られるし、買えるものも限られるので現金にしてほしかった。
・券が使える場所をもっと増やしてほしい。一般的なお店でも券を使えるようにしてほしい。(アズーロ、コスモス、エーコープ、ジョイフル)
・Aコープやアズーロなどのスーパーで使えるようにしてほしいです。
・すごく助かりました。ありがとうございました。

■本事業の効果検証について

・本事業でどのぐらいの効果があったか聞いたところ、「かなり助かった」、「まあ助かった」が合計で86.2%に上り、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による学校の休業により、長く家庭内待機となった高校生等のいる家庭に対して、かなりの生活支援につながったと考えられます。

・商品券の主な利用店舗は、食品小売業と飲食店・食事処が78.2%となり、身近な生活費に使われたことが伺われます。また、商品券をきっかけに購入したものも、加工食品・飲料等、外食、生鮮食料品が96.9%を占めました。

・使用期限が12月末でしたが、10月上旬期限のアンケート調査であったため、1,836,000円の合計使用金額でしたが、追い銭も257,314円ありました。すべて商品券が使用されたとすると、商品券総額3,590,000円に対し、4,093,135円の経済効果があったと推計されます。

更新日:2021年03月29日