パワースポット
高千穂と言えば日本神話ゆかりの地。神話の舞台と伝えられる地や、神々を祀る神社が数多く存在し、近年はパワースポットとしても注目を浴びています。
パワースポットと呼ばれる場所は、本来は信仰の場であって、自然崇拝が行われていた場所が多いです。
何を感じるかは人によって様々だと思いますが、高千穂に訪れた皆様に少しでも神話と神々に触れられ癒され、パワーを感じて頂けるであろう地をご紹介します。
パワースポット巡りをされる皆様へ
パワースポットはあくまでも、訪れた方々の感じ方に左右されます。また、神社等が多いので神前での礼拝や神社の由来、神徳を説くことを忘れずにお参りして頂ければ幸いです。
鎮石 夫婦杉
鎮石(しずめいし)
高千穂神社の境内には「鎮石」と呼ばれる石があります。この石に触れ祈ると悩みや世の乱れが鎮められるという言い伝えがあり、人によっては触れた時に「電気が走ったようにビリビリ感じた」そうです。
高千穂宮の鎮石 (案内板より)
第11代垂仁天皇の勅命により、我国で初めて伊勢神宮と当高千穂宮が創建された際、用いられた鎮石と伝えられます。尚住古関東鹿島神宮御社殿造堂の祭、高千穂宮より鎮石が贈られ同宮神域に要石として現存します。
夫婦杉(めおとすぎ)
夫婦が手をつないで周囲を3度周ると夫婦円満・家内安全・子孫繁栄の願いが叶うと言われています。2本の杉ですが、根本が1つに繋がっていることから名付けられました。
樹齢800年以上と言われ、何があっても分かれない象徴的な姿で、夫婦だけでなく、恋人たちや友人たちで回る人たちも多いようです。「何があっても分かれない」そういうところで、何かしらのパワーを感じるのかもしれません。
神社に関するお問い合わせや、詳しい内容は以下のリンクをクリックしてください。
天岩戸遥拝殿 天安河原 たいこ橋
天岩戸遥拝殿(ようはいでん)
天照大神が隠れたといわれる天岩戸と呼ばれる洞窟が見える場所で、天岩戸神社でも最も神聖な場所とされています。川を挟んだ向こう岸に見えるのですが、離れていても強いパワーが今でも伝わってくるようです。
宮司に声をかけて頂ければ拝むことが出来ますが、御神体として御祀りしていますので、写真やビデオの撮影は禁止されています。
天安河原(あまのやすかわら)
天照大神が岩戸に隠れてしまった際に八百万の神々が相談に集まったとされる仰慕窟(ぎょうぼがいわや)があり、その一帯の河原では、石を積み願い事をすると叶うとされています。八百万の神々が集まった場所には未だに神気の気配を感じることが出来ような雰囲気があります。
たいこ橋
天安河原に向かう途中に通る小さな橋があります。この橋の下に強いパワーポイントがあるようで、ここで30分くらい心を研ぎ澄ますと良いそうです。
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二上神社
「日向風土記」に記されている神々が降り立った天孫降臨の地と言われている二上山の中腹にあります。
鳥居をくぐり、参道を行くと見上げる長い階段がありますが、そこから仰ぎ見ると拝殿の屋根とその背後に広がる天空から、パワーが降り注いでくるかのように感じられます。
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秋元神社
高千穂町の山奥にある小さな神社ですが、高千穂神社の奥宮ではないかとも言われている所です。拝殿が鬼門を向いており、とてつもなく強いパワーを持っていると言われています。
拝殿横にあるご神木のイチョウの木にも強いパワーが宿っているようで「触れたらピリピリ感じた」という人もいるようです。
また周囲を見渡すと深山幽谷で、両側を崖に囲まれている雰囲気もどこか神秘的で独特なものです。
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八大龍王水神社
八大龍王は観音菩薩の守り神とされ水神様として、崇拝されています。境内にはエノキのご神木があり、その他の木々も幹や枝が曲がって成長していますが、それは八大龍王の強いエネルギーの影響を受けているからだそうです。
異様なまでに神秘的な光景は、境内やその周辺を龍王が覆っているかのように感じられます。訪れた人の中には「力強い波動を感じた」と言う人たちが沢山いるようです。
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真名井の滝
高千穂峡は、阿蘇カルデラが作った火山活動によって噴出した火砕流を五ヶ瀬川が侵食した侵食谷です。柱状節理のそそり立つ断崖、岩をかむ激流、深い色をたたえた水面は、どこを見ても神秘的な景観です。その中に「真名井の滝」があり、強いパワースポットになっています。
天孫降臨の際、天村雲命が水種を移した「天真名井」の水が滝となって流れ落ちているとされています。
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槵觸(くしふる)の峰
天照大神の孫である瓊々杵命(ににぎのみこと)が降り立ったとされる「筑紫の日向の高千穂の久士流多気(くじふるたけ)に天降りまさしめき」の山であり、その中腹に槵觸神社があります。山全体がパワースポットとなっており、神が降り立った地に足を踏み入れると、あたりの空気が変わったような気がします。
高天原遥拝所(たかまがはらようはいじょ)
槵觸の峰に降り立った瓊々杵命が高天原を仰ぎ見たとされる場所にあります。杉に囲まれた参道を登り、鳥居のすぐ先に「高天原」と刻まれた石が足元にあります。
そこから見上げた先に高天原があるとされているので、その場で見上げた天空からパワーが降り注いで来ているのかもしれません。
四皇子峰(しおうじがみね)
五瀬命(いつせのみこと)稲飯命(いなひのみこと)三毛入野命(みけいりのみこと)神日本磐余彦命(かむやまといわれびこのみこと)の兄弟神(四皇子)誕生の地と伝えられ、御陵があります。
直径30メートル内外の平地があり、その南端に石祠が祀ってあり高天原の方角を向いているそうです。神日本磐余彦命は後に日向から大和に入られ神武天皇となられました。
四皇子が誕生した地には、強いパワーが宿っているのかもしれません。
天真名井(あめのまない)
瓊々杵命(ににぎのみこと)がご降臨の時、この地に水がなく天村雲命(あめのむらくものみこと)が再び高天原に上がり、天真名井の水種を移したと伝えられ御神水として信仰されています。
大ケヤキの根元からこんこんと湧き出す水は、高千穂峡の「真名井の滝」の水源の一つになっています。また、透明度が高いため水底まで見える上に、水面に大ケヤキが映り込む様は、幻想的でもあります。
高天原の水種から湧き出る水、そのものにパワーがあるように感じられます。
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国見ケ丘
足元に高千穂盆地、東に天香具山(天香山)、西には阿蘇外輪山と阿蘇五岳、北には九州の尾根祖母連山がそびえ、南には椎葉の山々の連なりを見ることができます。
伝承によると、神武天皇の御孫・建磐立命(たていわたつのみこと)が筑紫の国の統治の命を受け、下日向県(しもひゅうがあがた)を経て阿蘇に向かう途中に、この地で四方を臨んだとされ、そこから「国見ケ丘」と呼ばれるようになったそうです。
神様と同じ場所で同じ風景を眺めることにより、パワーを貰うのかもしれません。
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パワースポットの位置確認はこちらの地図をお使いください。
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更新日:2020年09月15日